山本 均

東北大学大学院理学研究科教授

1955年大阪市出身。
1978年、京都大学理学部卒業後、1985年、カリフォルニア工科大学大学院にて博士号取得。シカゴ大学エンリコ・フェルミ研究所研究員を経てハーバード大学助教授および准教授、ハワイ大学教授を経て現在、東北大学教授。
博士論文研究としてスタンフォード線形加速器センターの電子陽電子衝突器でチャーム粒子を研究した後、フェルミ国立研究所でK中間子によるCPの破れの研究をおこなう。
その後、高エネルギー加速器研究機構のB-ファクトリー実験に携わると共に、国際リニアコライダーを推進。国際リニアコライダーでは、物理と測定器の国際研究組織(WWS)の共同議長、国際実験計画組織(RD)のアジア代表、リニアコライダー・コラボレーションの物理測定器担当ディレクターを歴任。
現在、日米共同事業「将来の電子陽電子衝突器のための検出器の開発」日本代表、東北ILC推進準備室フェロー。