川越 清以

九州大学大学院理学研究院教授

東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。修士課程で小柴昌俊教授、博士課程で折戸周治教授(故人)の指導を受ける。
日本学術振興会特別研究員・海外特別研究員、東京大学助手、神戸大学助教授・教授を経て2011年から現職。九州大学で2011年に素粒子実験研究室、2012年に先端素粒子物理研究センターを立ち上げた。
ドイツ電子シンクロトロン研究所(DESY)の電子陽電子コライダーPETRAを用いたJADE実験、欧州原子核研究機構(CERN)の電子陽電子コライダーLEPを用いたOPAL実験、大型ハドロンコライダー(LHC)を用いたATLAS実験と、ほぼ一貫してコライダー実験で素粒子研究を行う。リニアコライダー実験のための研究活動は1991年から続けており、現在はILD測定器グループの副代表を務めている。