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【明日】ALCW2018と市民講演会「宇宙を探る大型科学プロジェクト:LIGOとILC」

2018-05-29T15:55:53+00:005月 28th, 2018|

【明日】ALCW2018と市民講演会「宇宙を探る大型科学プロジェクト:LIGOとILC」 こんにちは!ILCサポーターズ学生サポーターの青木です。いよいよ国際学会ALCW2018が始まりました! 国際学会ALCWとはどんなもの?なぜ今年のALCWは重要なの?企画の一環である市民講演会はすごく豪華?! 研究者のものだけじゃない!ALCWと市民講演会を詳しく解説します! […]

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ILC Supportersスペシャル鼎談「山下教授」×「現役大学生」NO.1

2018-10-18T11:39:23+00:005月 28th, 2018|

ILC Supportersスペシャル鼎談「山下教授」×「現役大学生」NO.1 ~宇宙創成の謎をもっと身近に~ https://www.youtube.com/watch?v=AIpTsKvRAxc   現役大学生がILCについて、東京大学の山下教授に色々な質問をぶつけていきます。 ILCをもっと身近に感じていただけるような内容になっていますので、是非お読みください! ※この記事はILC学生サポーターズの高島が、「ILC Supportersスペシャル鼎談「山下教授」×「現役大学生」鼎談 NO.1」の様子を書き起こしたものです。 小田桐有香(学生インタビュアー以下「小田桐」):ILCによってどんなことが解明されるんですか? 山下了教授(以下「山下」):宇宙初期の高エネルギーの反応を作ることで、宇宙創成の謎が解明されます。それによって、私たちの生活に関わる常識も大きく変わる可能性があります。 皆さんの中でも、実は今も何かが生まれては消え、それがずっと繰り返されてるんですよ、知ってましたか? 小田桐:え、そうなんですか? 山下:はい。素粒子ってずっと同じ場所にあるものじゃなくて、すごい数の素粒子が一瞬で生まれて、また消えていきます。ちなみに、皆さんの体は、どのくらいの原子でできてると思いますか?0が大体何個ぐらいつくのか、想像つきますか? 船木響吾(学生インタビュアー以下「船木」):億はありそうなので、8個くらい…? 山下:0が大体27個つきます。とんでもない数です。 皆さんの体も実はそんな小さなもので構成されていて、その一番小さいものを研究すると、宇宙の仕組みがわかったりするんです。 船木:小さいものを見ていたはずなのに、大きいものがわかってくるんですね! 山下:そうです。それで宇宙という大きい世界を研究していたら、今度は小さい物質を発見できたりもします。 小田桐:興味深いですね。そういう新しい発見をしていくのが物理学者ですか? 山下:そうです。最初は妄想の世界に近いんですけど、頭の中で想像して、それを実証し、ある段階まで行ったら次の段階のことを空想し、またそれを実証していくの物理学です。 小田桐:そうやってどんどん色んな法則が発見されていくんですね! 山下:そこがポイントで、法則は増えていくものって考えれている人が多いようですけど、本当は違います。むしろ減らしていくんです、今4つまで絞られてきましたが、それを1つにするのが最終目標です。これがいわゆる神の数式というものです。 船木:ILCの研究によってさらなる大発見がありそうですね! 山下:それを期待して、我々も頑張っています。ILCにかかる研究費用って実は高くて、国民全員の毎日の一杯のコーヒー代をいただくようなイメージです。大切な税金を使わせていただくので、それに担う大きな成果を上げていかなければいけない。 船木:ILCの技術はほかの科学研究にも生かせますか? 山下:もちろん生かせます。船木さんが学んでいる機械航空学でいうと、物質の解析を行うことで、 ダークマターを利用した、燃料のいらない宇宙船が作られる可能性が高くなります。 小田桐:ダークマターってなんですか? 山下:簡単に言えば目視できない物質です。暗黒物質とも言うんですが、こっちは聞いたことありますか? 小田桐:聞いたことはあります。 これまで宇宙の観測に使ってきたのは、主に光やX線、赤外線などの電磁波ですが、暗黒物質というのは、電磁波での観測では見ることができない物質のことです。 小田桐:ILCの研究によって、ダークマターの研究が進むっていうことですか? 山下:そうです。ダークマターの性質の解明には、現在われわれが知っている素粒子では説明ができません。新しい理論に基づく、未発見の素粒子が必要となります。宇宙創成の瞬間を再現することで、新しい素粒子の存在を見つけ、それを使ってダークマターの研究にも大きく貢献できると考えられています。 船木:理系の学生の研究のモチベーションを上げるために、一言アドバイスください。 山下:学校で習う物理は数式中心で硬いですよね?そこから離れた方がいいです。 物理というのはすごく頭を柔らかくして、常識から離れて、想像することを必要とする分野です。イタリアの物理家って若い女性や若い男性が多いんですよ。なぜかというと、イタリアってラテン系でしょ?ラテン系ってロマンを感じたり、なんか面白いなワクワクするものにすぐ飛びつくんですよ。物理の本当に最先端の物理って、まだわかっていない部分も多いので人間の想像力の世界なんです。数式は実はほとんど使わないんですよ、私たち。物理の本質は数式じゃないです。自然は数式を考えて動いてるわけではないので、数式を自然を表現したものだけのものです。 小田桐:みんなに分かりやすいように表しただけなんですね? 山下:そうです、数式で表すと正確ですしね。 ただ、本当に大事なのはその仕組みの方で、どういう意味があるのか。数式で終わってしまったら、物理なんて何も面白くない。なんでこうなるのか宇宙でいうなら、宇宙って本当は丸いんじゃないかとか、宇宙の向こう側に行ったらどうなるかとかって考えることが重要です。 小田桐:数式から離れて、仕組みを考えることの方が重要なんですね! 山下:そうです。あと実物を見にいくのも、モチベーションアップに繋がると思います。本で知識を学ぶよりも、実際飛行機やロケットを目の前で見た方がワクワクしませんか? 船木:ワクワクします!ILCが日本にできたら学生のモチベーション一気に上がりそうですね! 山下:上がると思います。スイスにLHCという陽電子と電子を円形で加速させて、研究を進める装置の研究所があって、それが作られた時も、現地の学生のモチベーションが上がったみたいですよ! 船木:そうだったんですね! 山下:あと文系理系というのも、実はあまり関係なくて、物理学者は理系だからって、日本の文化とか歴史を語れないのは良くない。ビジネスの世界でもそうですが、国際社会に身を置いた時に、文系だから理系だからという考えは捨てた方がいいと思います。理系だから数式を覚えないといけないではなく、文理関係なく、論理的な考え方を大事にした方がいいです。 小田桐:なるほど。私大学で経営を学んでいるんですが、ILCをはじめとする物理の研究は経営とどんな関係があると思いますか? 山下:ILCって国際レベルの大きいプロジェクトなので、経営的な観点、資金的な観点もとても重要になってきます。色んな国の人を相手にアウトプットをしっかりすることも大切です。そうすることでもっと可能性が広がりやすくなります。あと、人をどう育てるべきか、長期的にどんな風にプロジェクトを進めていくべきか、この辺りまさに経営ですよね? 小田桐:まさにそうですね!色々な人の協力を得るためにマーケティングをすることも大切ですよね? 山下:それも大切です。ニーズが合って、予算が合って初めてプロジェクトを起動できるので、世の中にどんなニーズがあるのか、ILCは本当にそのニーズに合っているのかしっかり考えていきます。 ニーズを感じてくれる人が一定数いると思うので、まずは知ってもらう必要があります。 小田桐:マーケティングリサーチとPRですね! 山下:そうです。宇宙の研究も実はビジネスと共通する部分がたくさんあって、どんな勉強をしていても近くに感じる共通点が必ずあるはずなので、もっと皆さんに身近なものだと捉えてほしいです。 [...]

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ILCサポーターズのシールスポットに行ってきました!

2018-05-28T13:53:13+00:005月 28th, 2018|

ILCのシールスポットがオープンしています 現在、ILCサポーターズでは「SNSでILCの日本誘致を応援しようキャンペーン」と題したキャンペーンを実施しております! 皆さんにSNS(どんなSNSでも構いません!)で「#ILCサポーターズ」と付けて投稿していただくことで、ILCの日本誘致を後押ししよう、というキャンペーンです。 その一環といたしまして、東京の各所にシールスポットをオープンしました。このシールスポットに行くだけで、ILCサポーターズのシールがもらえちゃいます! シールスポットは以下の6か所です。 […]

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ILC Supportersスペシャル鼎談「山下教授」×「現役大学生」NO.2

2018-10-18T11:39:35+00:005月 28th, 2018|

ILC Supportersスペシャル鼎談「山下教授」×「現役大学生」NO.2 ~Science For  Peace~ https://www.youtube.com/watch?v=kruCXzToDyw 現役大学生がILCについて、東京大学の山下教授に色々な質問をぶつけていきます。 ILCをもっと身近に感じていただけるような内容になっていますので、是非お読みください! ※この記事はILC学生サポーターズの高島が、「ILC Supportersスペシャル鼎談「山下教授」×「現役大学生」鼎談 NO.2」の様子を書き起こしたものです。 上山晴美(学生インタビュアー以下「上山」):ILCの研究に何カ国が参加していますか? 山下了教授(以下「山下」):だいたい50カ国がすでに参入していて、企画段階でこの数の国が参加しているのは珍しいです。最終的には100以上の国         に参加してほしいと考えています。ジュネーブにあるLHCも100以上の国が参加しています。 上山:そんなに多くの国が参加しているんですね! 山下:特殊な分野なので、普段紛争が起きていたり、国同士が仲悪くても、研究においてはみんな一つになるんです。全ての大陸、至る場所から科学者が集まって、一緒に議論しています。 高島未由宇(学生インタビュアー以下「高島」):研究に国境は関係ないって、本当だったんですね。 山下:そう、国境は関係ないです。利害が関わってくると揉めてしまいがちですが、宇宙とか自然の研究は利害関係なくみんなが一つになれる分野です。地球温暖化に対しても、国関係なくとるみんなで対策してきたでしょ? 上山:そうですね! 山下:宇宙や自然は私たちにとって、一つしかないから、誰かが得するわけではなく、みんなで仕組みを解明して、みんなで発見していこうという、全ての人が仲間になれるすごく珍しい分野です。 上山:そのような多くの国が参加するプロジェクト、なぜ日本でやることになったんですか? 山下:実は日本だけでなく、アメリカもヨーロッパもやりたいと手を上げていたんですよ。ただ三ヶ所でやるよりも、一ヶ所に集まってやった方が効率がいいので、2004年に研究者全員で話し合いを行いました。技術力や研究を進める方式を検討して、どこが一番いいのかみんなで決めました。それまで研究している国によって、名前が違ったんですけど、ILCという名前に統一しました。 上山:ILCはどういう意味ですか? 山下:国際リニアコライダーです。リニアは直線で、コライダーは衝突をさせる装置を意味します。 ちょっと硬いかな、なんか可愛い名前つけてください(笑) 高島:小学生に考えさせたらいい名前出てきそうですね! 山下:そうですね!実はこういう宇宙の研究については、大人よりも小学生の方が本質を捉えてくれるんですよ。 高島:確かに小学生の方が柔軟的な考え方をしてますね! 山下:そう、大人は様々のことを考えすぎて、研究を自分から遠いもののように感じしてしまうんですが、実はそんなことなくて、日本にILCの研究所ができて、身近で色んな国の人が一つになって新しい風を吹かせながら研究を進めている、それだけでもワクワクしていいはずなんですよね。 上山:そうですね。 山下:ただ、ILCを知っている人がまだまだ少ないです。ちなみに、加速器ってご存知でしたか? 上山:全然わからなかったです。加速器って何を加速させているんですか? 山下:リニアコライダーの場合は、片方からは電子、もう片方からは陽電子を流します。陽電子って聞いたことありますか? 上山:聞いたことないです、どんなものですか? 山下:プラスの電気を持ってる素粒子です。電子はマイナスの電気を持っているので、その反物質ですね。 高島:反物質ってまた難しい言葉ですね…宇宙研究に使われていそうなイメージがあります。 山下:実は身近ながん診断にも使われています。PET診断では、まず加速器で陽電子を作って、グリセリンとか糖、栄養になる物質とくっつけて一緒に人の体内に入れます。ガンはものすごく増殖するので、栄養が欲しいんですよ。体内に入ったグリセリンががん細胞があるところに集まり、陽電子が放出され、近くの電子と合わさって、ここでプラスの陽電子とマイナスの電子が合わさると、どうなると思いますか? 高島:衝突して、何かができるんですか? 山下:実はプラスとマイナスが合わさると、二つの物質が消えてなくなるんです。でもその分のエネルギーが残ってそこから新しい物質が生まれます。PET診断の場合はエネルギーが低いので、光の粒が二つ飛び出ます。 高島:光の粒ですか? 山下:そうです。光って実は小さい粒ってできてるんですよ。今も何兆個もの光の粒がこっちに飛んできています。人間の技術はすごく進んでいて、光の粒の一つ一つを感知できるようになったので、それによってがんの位置を特定しています。これが陽電子を使った医療の最先端の手法です。 上山:なるほど。リニアコライダーも同じ仕組みですか? 山下:リニアコライダーの場合は、もっと大きいエネルギーが必要なので、やり方が違います。まず、電子を金属にぶっつけます。PET診断は衝突によって光の粒を作るんですが、リニアコライダーの場合は電子と陽電子がそこから生まれます。加速器によって反物質を作るんです。そこで生まれた陽電子はすごいスピードが早くて、それを今度は違う方向から電子と衝突させます。そうすることでものすごく大きなエネルギーができます。 高島:え、そんなに大きい衝突って危なくないですか? 山下:大きいって言っても実際は蚊が飛ぶくらいのエネルギーなんです。ただすごく小さいところで行った実験なので、エネルギーの密度が非常に高いです。宇宙創成の時と同じくらいのエネルギーです。 上山:そうなんですね!そこからさらに何かが生まれるんですか? 山下:そうです。さっきは衝突によって光や、電子陽電子が生まれる話をしましたが、今度はすごいエネルギーなので、そこから新しい素粒子であったり、暗黒物質が生まれる可能性があります。普通では簡単に作れない何かが、そこでは生まれるんですよ。それを検知することで、自然が生まれた一番最初の仕組みがわかるという不思議な装置です。 高島:面白いですね。自然の最初の仕組みがわかるというのは、この衝突が自然の初めの状況に似てるってことですか? 山下:宇宙ができる瞬間と似ているんです。その瞬間を再現するので、ビッグバン再現計画とも言われています。このやり方は昔からあって、前はコライダーという方法で、円形で電子と陽電子をぐるぐる回して加速させて衝突させていました。ただ円形で出せるスピードに限界がきて、さらに加速するために直線加速のリニアコライダーを作りました。 高島:ILCはもう完成しているんですか? [...]

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